治験バイトに参加したい!
でもどんなバイトだろう
治験は短期でがっつり稼げるバイトの一つです。募集条件は試験によって様々ですが、幅広い年代の男性も女性も参加できます。
ところで、治験バイトはどんなバイトか、皆さんご存じですか?
分かっている人、なんとなく分かっている人、全く分からない人たくさんいるかと思います。ここでは、なんとなく分かっている人と、全く分からない人のために、治験バイトについて紹介します!
新しい薬を作るために必要な試験
治験とは、開発中の薬が本当に人に効果があるのかどうかを試すテストのことを言います。せっかく薬を作ったのに、人に全く効果が出ないのであれば意味がありません。
そこで、条件に沿った参加者を集め、開発中の薬を使ってもらいます。そして、採血や心電図を繰り返し行い、効果が出ているのかデータを集計するのです。
集まったデータを元に承認され、開発中の薬が市場に出回ります。つまり治験バイトは薬を市場に売り出すために欠かせないものなのです。
開発中の薬は、治験をスルーして市場に売り出すことはできません。そのため、治験バイトは常に参加者を募集しているのです。
新しい薬を生み出すためにも、治験バイトの協力は必須です。
どんなバイトをするの?
新しい薬を作るために必要な試験というのは分かったと思うのですが、実際に現場ではどんなことをするのでしょうか。
治験は、入院して検査をするものと、通院しながら検査をするものの2つがあります。
入院の場合は短くて2泊3日、長いと10日間に及ぶものもあります。通院は決められた日時、決められた場所で5回?10回ほど通うものになります。
試験の内容に応じて入院か通院か決まりますので、参加者から選択することはできません。
ちなみに入院試験は報酬が高いものが多いです。
入院、通院ともに指定された薬を服用し、その後採血や心電図を行って検査をします。たったこれだけです。体力を激しく消費するような労働はありません。
検査以外の時間は自由ですので、本を読んだりゲームをしたりなどするのもOK!
労働がないので、治験バイトはとてもラクといえます。
健康な人が参加できる治験、疾患者が参加できる試験
治験は必ず全ての人が参加できるとは限りません。試験の内容に応じて条件が決められています。
治験には、健康的で大きな病気にかかったことがない人を対象とした治験(フェーズ1とも言います)や、特定の病気にかかっている人を対象とした治験(フェーズ2とも言います)があります。これらの条件に当てはまっているものしか参加することはできません。
まずは自身がどの条件に当てはまるのかをチェックし、そこから参加したい試験を探すようにしましょう。
また、フェーズ2は例え対象の病気にかかっていても、細かい条件によって参加できないこともありますので、条件の内容はしっかり目を通しましょう。
試験参加前に事前健康診断
治験バイトは、参加する前に一度健康診断を受ける必要があります。
健康診断で血圧や脈拍、心電図、尿検査などを行ない、実際に治験に参加できるかどうかのテストを行います。
尚、この健康診断で治験の内容、使用する薬、考えられる副作用についての説明が行われます。この説明を受けて、「やっぱり参加したくない!」と思った人はこの時点で辞退してもOKです。
治験に参加するのは自由ですので、一度申し込んだらキャンセルができないわけではありません。
不安がどうしても残ってしまう人は無理に参加しないほうがいいでしょう。
健康診断で問題ないと判断された人は、晴れて治験に参加することができます。
ちなみに、健康診断に参加するだけでも謝礼金が5,000円ほどもらえます。例え健康診断で治験参加できないと判断されても、謝礼金はいただけます。